東京都の有効求人倍率がとんでもない状態に…【介護分野の都道府県別有効求人倍率(平成29年12月)】

介護職員の数はなんだかんだで毎年増えており、この15年間で約3.3倍の608万に達しています(平成27年度)が、足下の介護分野の求人倍率は地域ごとに大きな差異がある状態になっています。2025年まであと7年あまり。25万人、離職者等も含めると約40-50万の介護s人材の上乗せが必要とされていますが、現状は厳しい状況が続くようです。

【地域別の特徴】
●全体平均

介護分野の求人倍率:4.22倍 全産業の有効求人倍率:1.52倍

 

●北海道・東北エリア
宮城県が突出。それ以外の県も全産業平均の約2倍で推移

●関東
東京都7.18倍埼玉県5.21倍茨城県4.96倍千葉県4.82倍神奈川県4.75倍ともはや驚異の数字。
東京都の7.18倍って、とんでもないですね。。東京都が高すぎるので霞みますが、埼玉県、茨城県、千葉県、神奈川県の求人倍率も極めて高率・・・。

●東海地方
静岡県を含む東海地方(愛知県、岐阜県、三重県)も総じて高い状況です。愛知県は全国2位の6.53倍

●関西地方
大阪府と奈良県が高率

●中国四国地方
感覚がマヒしてしまい求人倍率が低いように感じますが、どの県も全産業平均の2倍超と労働人口の増加が見込めない地域だけに厳しい状況が伺えます。

●九州地方
中国四国地方と同じ傾向です。

 

【介護分野の求人倍率が高い順にランキングしました】

東京都 7.18倍
愛知県 6.53倍
静岡県 5.64倍
奈良県 5.41倍
大阪府 5.35倍
岐阜県 5.25倍
埼玉県 5.21倍
富山県 4.97倍
茨城県 4.96倍
宮城県 4.86倍
千葉県 4.82倍
神奈川県 4.75倍
三重県 4.67倍
兵庫県 4.27倍
福井県 4.09倍
広島県 4.01倍
群馬県 3.92倍
京都府 3.92倍
愛媛県 3.88倍
石川県 3.86倍
徳島県 3.78倍
福岡県 3.74倍
岡山県 3.73倍
栃木県 3.66倍
長野県 3.51倍
福島県 3.51倍
香川県 3.50倍
山口県 3.27倍
熊本県 3.23倍
滋賀県 3.21倍
佐賀県 3.13倍
新潟県 3.11倍
島根県 3.05倍
山形県 3.02倍
北海道 2.97倍
和歌山県 2.85倍
青森県 2.83倍
鳥取県 2.77倍
宮崎県 2.75倍
秋田県 2.67倍
岩手県 2.66倍
山梨県 2.65倍
長崎県 2.62倍
鹿児島県 2.49倍
大分県 2.47倍
沖縄県 2.47倍
高知県 2.01倍