介護報酬減と人件費率の上昇・・・ 顧客(利用者)は増えるが、経営力が問われる時代に


 
 
平成30年の介護報酬改定は若干のプラス改定であったものの、介護報酬がダウントレンドなのは紛れもない事実。1件当たりの売上(介護報酬)は上がらない一方で人材確保コストは上昇傾向。事業戦略、人事戦略が必要な時代に。
 
 
東京商工リサーチの「老人福祉・介護事業」の倒産状況」の2018年上半期データでは、『前年同期の40件を上回り、年上半期での最多記録を更新した。このペースで推移すると、介護保険法が施行された2000年以降で年間最多だった2017年の111件を上回る可能性が高まった。』としていますが、まさにこうした経営環境を反映した結果だと言えます。
 
 
出所:
2018年上半期「老人福祉・介護事業」の倒産状況(東京商工リサーチ)
第161回社会保障審議会介護給付費分科会