介護現場の生産性は低すぎる??

民間議員の提言は、以下7項目が柱。
▽地域医療構想の実現、
▽イノベーティブな医薬品産業への転換、診療報酬改定
▽40~50歳代の生活習慣病等の予防への重点的取り組み、
▽保険者インセンティブの強化、
▽介護現場の生産性向上、
▽データヘルス改革、
▽今後の進め方

▽介護現場の生産性向上

ICTや介護ロボット等への投資を加速し、その有効な活用を促していくことで、低い伸びにとどまる介護分野の生産性を高めていくべき。

 平成30年度介護報酬において、見守り機器の導入を促進するための夜勤職員配置加算が導入されたが、利用割合は6%程度にすぎない。原因を明らかにし、より大胆な配置基準の見直しや導入支援の拡充、加算の強化等を進め、効率化を進めるべき。


 厚労省が定めた標準仕様に対応した介護ソフトを導入する介護事業者への支援が始まったところであり、その実装に向けて支援を大胆に拡充するともに、KPI を掲げ、工程化すべき。
 社会福祉法人の連携法人制度の創設に向けて来年度内に必要な措置を講じ、経営の大規模化・共同化を促すべき。

出所:令和元年第9回経済財政諮問会議