豊田通商、自費型リハビリに新規参入

医療保険や介護保険では十分にカバーできない領域のニーズを満たすべく、大手企業の豊田通商が自費型リハビリテーション施設運営に参入。

▽豊田通商のニュースリリース
http://www.toyota-tsusho.com/press/detail/180226_004129.html

▽ ニュースでは以下動画がわかりやすいです。
https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00385812.html

自費リハビリ施設といえば、脳梗塞リハビリセンターを運営している株式会社ワイズがパイオニアです。現在首都圏を中心に9施設を運営し、メディアに取り上げられる機会も多い企業です。

データを見ると、職場復帰を目指す働き盛り世代が中心かと思ったら、介護保険制度適用の高齢者層も約半数いらっしゃいます。つまりは既存の介護保険下でのリハビリサービスでは満たせないニーズがあるということですよね。

医療保険、介護保険でもリハビリテーションは受けられますが、100%自己負担という決して安くはない金銭負担があるなかで、リハビリ効果(保険でいうところのアウトカム)にコミットしている点に大きな特徴があります。

既存制度のグレーゾーンを突いた新市場の創出には多大な困難が伴うとは思いますが、利用者様の満足度も高いようですし、さらなく発展を願ってやみません。