介護職員の平均給与額がはじめての30万円超え

毎年行われている介護従事者処遇状況等調査の平成30年度版結果報告です。

ここでの平均給与額は「平均給与額= 基本給(月額)+手当+一時金(4~9月支給金額の1/6)」を根拠に算出しているとのことです。

上記金額以外は、特段毎年の傾向と変わるところは見られませんね。

ただ、『介護職員処遇改善加算(Ⅰ)の取得(届出)が困難な理由』として、介護職員処遇改善加算(Ⅱ)を取得(届出)している事業所における加算(Ⅰ)を取得することが困難な理由をみると、「職種間・事業所間の賃金のバランスがとれなくなることが懸念されるため」が44.4%、「昇給の仕組みを設けるための事務作業が煩雑であるため」が37.2%となっている点が、2019年10月に新設される特定処遇改善加算の導入によりより顕著になるであろうことが推測・懸念されます。

出所:平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果